日本人会 講演会 「共に生きるために役立つ緩和ケアの考え方」
日時:5月4日(土曜日)17 時
場所:パリ国際大学都市日本館
Maison du Japon Cité internationale Universitaire de Paris
7c Boulevard Jourdan
RER B/T3a : Cité Universitaire
講師:ホスピス医 大井裕子(おおいゆうこ)氏
入場無料(どなたでもご参加可能)
『ホスピス医として生と死を見つめ続けた医師が伝えたいこと。
それは、死と向き合うことは如何 に生きるかを考えること、食べることは生きること、そこに存在する苦痛を支えるために周りのそ れぞれの立場の人にできることがあるということ。
今ふたたび見直されてる共に暮らすということ や、自分の置かれた状況の中で何ができるのか、一緒に考えてみませんか。』
講師プロフィール:
社会福祉法人聖ヨハネ会 桜町病院 ホスピス医師・在宅診療部長
広島大学医学部客員准教授
はつかいち暮らしと看取りのサポーター代表
【略歴】
広島県生まれ。
1985年 ノートルダム清心中学高等学校卒業
1992年 広島大学医学部卒業後、広島大学放射線医科学研究所腫瘍外科に入局。
2000年 大学院卒業後、安浦町国保診療所で地域医療・在宅医療の経験を経て、2006 年よりホスピスで勤務。
がん治療中から終末期にかけての患者、家族のケアに従事。
2009年 笹川記念保健協力財団の助成を受けオーストラリアの緩和ケア研修を修了
2014 年より広島県廿日市市で、一般市民とともに地域で最期まで安心して暮らすことについて考える市民講座「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を継続中。
2017 年 10 月その活動内容をまとめた「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を中外医学社より発刊。
2018 年 4 月より在宅診療部長。
医学部の学生への看取りに関わる教育を担当する他、医療介護職 や市民向けの看取りに関する研修の講師を務める。