【豆知識】今年のラマダンは4月23日金曜日から5月23日まで

今年のラマダン（イスラム教徒の断食）は4月23日から5月23日まで。
外出禁止令によりモスクが閉鎖されているため、イマム （導師） の説法がネット中継されている。
Wikipediaによると、
「「ラマダーン」を、断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとは、あくまでもヒジュラ暦における月の名である。ただし、ラマダーンという言葉が断食を今日では意味することも増えてきている。（中略）この月において、ムスリムは日の出から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる。（中略）ラマダンは、太陽暦で毎年11日ほど早まり、およそ33年で季節が一巡する。」

断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清めてイスラム教の信仰心を強める。

イスラム教はフランスでの確固たる第2の宗教で、宗教行為を実践しない人を含めて5、6百万人のイスラム教徒を数えるといわれる。

モスクの数は2500。
ヨーロッパでイスラム教徒が最も多く、ドイツ、英国、イタリアの順とつづく。