2/17発売!MÉTAMORPHOSE /レイコ・クルック
長崎に生まれ、1970年台初頭にパリに渡り、特殊メーキャップの分野のパイオニアとして独自に研究と開発を進め、日仏の映画、演劇、コマーシャルフィルム、クリップなど多岐にわたる分野で活躍、そのクリエイティビティーと仕事の質が高い評価を受けているアーティスト、レイコ・クルック氏の波乱に満ちた人生が綴られた刺激的自叙伝。
日本語タイトル「ば化粧師」として出版されて話題になった書籍の待望のフランス語訳版。
Edition : IMHO
24€
https://www.imho.fr/livres/metamorphose/
REIKO KRUK レイコ・クルック
経歴(http://reikokruk.com/ より)
長崎県諫早市に生まれる。民間TV開局と同時に<NBC長崎放送>のCM室に籍を置く、その後大阪の化粧品会社で商品開発企画の仕事をする。1971年パリへ移住。ローレアルやゲランなどの商品企画アドバイサーをやりながら、念願のスペクタクルの世界、映画、演劇、オペラへメーキャッデザイナーとして入り込む。1977年アトリエ<メタモルフォーズ>を設立、特殊メーキャップの分野の研究と開発をはじめ、その分野のパイオニアとなる、コンセプトから現場まで、そのクリエイティビティーと仕事の質が高い評価を受け、ベルナール ヘルズオーク,クロード ルルーシュ、アルノー デプレッシャン、パトリス セロー、ルドルフ ヌレーフ、アントワーヌ ヴィッテーズ、ボッブ ウイルソン ジュリー テイモアー、勅使河原宏、ジャンポール グード、ジュスト ジヤッカン、エチエンヌ シャチエー,など 数多くの監督、演出家とコラボレートする。美術監督としても、フレデリック ミッテランの映画<蝶々夫人>やその他の映画、演劇などでもアーティスティックアドバイサーとして活躍。演出家として、フランス、日本のTVのための短編映画、コマーシャルフィルム、クリップなどの演出も手掛ける。彫刻 造形の分野では、カルチエ財団を始め、多くの展覧会に出品、インスタレーション<スキンアート>は日本<三菱地所アルチアム><パルコ><キリンプラザ>など、パリ<アンリコナヴァラ>、ケベック、カナダ<文明美術館>、その他で巡回展。
賞勲
フランス国 芸術文化勲章 オフィシエ (2011)
日本国 外務省大臣表彰 (2012)
著書
メタモルフォーズ (美術出版社 1997)
ば化粧師 (リトルモア社 2011)
赤とんぼ (長崎文献社 2013)