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哲学・歴史対話第1回「18世紀フランスにおける狂信の問題とルソーの宗教論」/ パリ大学都市日本館

この度、シテの日本館において、表記の「哲学・歴史対話」を始めることにしました。
日本語で自由に議論できる場にしたいと思っています。
その第1回の研究会を以下の要領にて開催いたします。
ふるって参加して下さい。

日時 10月6日(金)午後5:00〜6:30
場所 パリ大学都市日本館グランサロン
   7, Bd. Jourdan 75014 Paris
参加無料、参加申し込み等は必要ありません。
*日本館の入口ドアは、当日、開始10分前から開始時間までしか対応できませんので、時間厳守で願います

報告 関口佐紀 (École normale supérieure博士課程)
表題 18世紀フランスにおける狂信の問題とルソーの宗教論

本報告では、啓蒙の世紀である18世紀フランスにおいてフィロゾフたちが問題視した「狂信(fanatisme)」の概念に焦点をあて、「狂信」とは一体何であるのか、またなぜそれが危険とみなされたのかを考察する。このとき、とくにヴォルテールとルソーとのあいだにおける「狂信」をめぐる意見の相違に着目することで、ルソーによる「狂信」批判の特徴とかれの宗教論の独自性を明らかにする。

今後も月1回は「対話」を開催したいと思っておりますので、当日、11月以降の報告者を募りたいと思っています。
よろしくお願いします。

日本館館長 金山直樹