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9月オンラインいきいき健康サロン「パリ症候群の今昔〜日本人の精神史を通して〜」*ハイブリッド(オンライン&対面)のセミナーです

“パリ症候群”とは、憧れてやってきたはずのパリでなぜか心が壊れてしまう異文化不適応の現象です。
この“パリ症候群”という言葉を世界に広めたのが、1991年に出版された太田博昭先生の著書『パリ症候群』。以来30年以上、世界中のメディアの関心を集め続けてきました。
そして2025年4月、太田先生は30年以上の臨床経験と社会の変化をふまえ、フランス語版『Le Syndrome de Paris – à travers la psychohistoire du Japon』をL’Harmattan社より刊行。
古典型(バブル期)から現代型(情報社会)まで、日本人が異国に抱く幻想と現実とのギャップを、「日本人の精神史」という独自の視点から再分析しています。

本講演の内容
• なぜ「パリ症候群」は日本人にだけ起きるのか?
• 「古典型」と「現代型」に見る、日本人の変化と変わらぬ部分
• パリ症候群は今後どうなっていくのか

グローバル社会である今だからこそ、異文化適応や「日本人らしさ」を理解したい方、ぜひご参加ください。
日 時:2025年9月17日(水) フランス時間14時00分~15時30分(日本時間21時~22時30分)
講 師:太田博昭先生 精神科医
場 所:笹川日仏財団 27 Rue du Cherche-Midi, 75006 Paris
主 催:邦人健康サポートの会&在仏日本人会
主対象:日本人ならどなたでも(ただし海外にお住まいの方優先)
定 員:対面は20名まで、オンラインは100名まで。
参加費:無料

※今回はハイブリッド(オンライン&対面)です。お申し込みの際に、対面かオンラインかをお知らせください。
皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。申し込みは以下のABいずれかの方法でお願いします。

A)下の申し込み用紙記入
https://forms.gle/7ainvfgSEoifaqe38

B)名前、年齢、お住まいの郵便番号、オンラインか対面か明記し、「9月いきいき健康サロン参加希望」などとタイトルをつけて、kenkojaponais.fr@gmail.com 折口にメールください。興味があるけれど用事があって参加できないという方もお申し込みください。サロン後日、参加者限定の資料まとめを送らせていただきます。

【講師プロフィール】太田博昭先生(精神科医)

1949年2月25日生れ、北海道出身。道立札幌医科大学卒業後、同医大付属病院精神科勤務、北海道砂川市立病院精神科勤務を経て、1984年3月、仏政府給費留学医師として来仏。メインテーマは「海外邦人のカルチュアショックとその対策」。1985年4月、在仏日本大使館と提携して海外邦人のメンタルヘルス対策を開始。1988年10月、サンタンヌ病院に邦人専門の精神科外来を設置。1989年6月、パリ15区に医療相談室を開設。1991年より大使館顧問医に就任。1991年、トラベルジャーナル社より『パリ症候群』を出版。渡仏以来約40年、フランス・パリはじめ欧州全域、北アフリカ、中近東、アフリカ諸国など、西半球に駐在・渡航する日本人とその家族や国際カップルの精神保健対策に従事してきたが、2023年にリタイアした。以来、執筆に専念し、2025年4月、L’Harmattan社からパリ症候群のフランス語版を出版した。

 

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