【報告レポート】7月オンラインいきいき健康サロン「歯科口腔疾患の予防で全身を守ろう」
7月18(土)に開催した7月オンラインいきいき健康サロンのご報告です。
バカンスシーズンにもかかわらず、今月もたくさんのご参加をいただき感謝です。回線状況が悪い中、苦労してアクセスしてくださった講師の方、参加者の方々、ありがとうございました。
▶︎國本先生のいきいき健康体操「30センチウォーキング」。
壁さえあればどこでもできる体操です。テレビをみながら、歯磨きしながら、さあ、やってみましょう↓
▶︎萩原先生の「口腔ケアは身体を守る」
・80歳で自分の歯を20本は残しましょうという8020活動の紹介、海外と日本の歯科診療の違いについて(実は日本はダントツに安い!)。
・歯周病と肺炎、糖尿病、心臓病、骨粗しょう症などの全身疾患との関係、口腔ケアによって肺炎やウイルス感染も抑制できるなど、口の健康が体全体につながること。
・実際にどうすればいいか?オーラルフレイル(口腔の虚弱)予防の口の体操、歯科疾患予防法十ヶ条、海外で入手できる口腔ケア商品の紹介。
口の健康を守ることが、個人の生活の質を高めるとともに、医療費削減により社会のためにもなります。
海外でも8020実現のため、がんばりましょう。
印象に残ったのは、赤ワインは酸蝕性になる可能性が高いそうです。飲み過ぎには注意しましょうね。
●萩原先生の講義で使われた資料はこちらからダウンロードいただけます。
●オーラルフレイル予防 お口の体操↓
次回のいきいき健康サロンは9月です。
コロナに負けず、また元気なみなさまとお会いできることを楽しみにしています。Bonnes vacances!!!
by 邦人健康サポートの会
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萩原麻美(はぎわらあさみ)先生 プロフィール
:歯科医。社会福祉法人鶴風会 東京小児療育病院 歯科診療担当科長
1991年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1996年 東京医科歯科大学歯学部大学院修了
1997年より、東京小児療育病院に勤務、障害者歯科医療に携わる
2006年から海外邦人医療基金のメンバーとしてアジア(マレーシア、タイ、)および欧州(ドイツ、フランス)において歯科医療相談に関わる
國本文平さん プロフィール
:作業療法士/ダンサー。運動教室ビソアダラカ主宰
15 歳の時、交通事故に合いリハビリのためにバレエを始める。2011年、フランス国立コンテンポラリーダンス大学にフランス外務省より招聘留学。帰国後、広島大学医学部で作業療法士免許取得。文化庁新進芸術家海外研修生 2016-2018、ポーラ美術振興財団在外研修員 2018-2019 として再度渡仏し創作や医学の研究をパリ大学医学部などで深める。作業療法士として、またダンサーとして医学と芸術を舞台やワークショップにおいて融合させ、より良い心身の在り方を探求している。周産期医学より生まれたフランスの骨盤底筋群の運動療法 ガスケアプローチ“骨盤底筋群”“破壊行為を伴わない腹筋運動”“呼吸” の3つの指導者資格をInstitut de Gasquet, Parisにて取得。
また、to young*というサイトで マンツーマンの朝の健康相談室をはじめました。
http://yanoyoshitaka.com/to-young/bunpei-kunimoto/