11/12「戦時下の子供が見たもの」 レイコ・クルック
「戦時下の子供が見たもの」
わたしの赤いプリンス!
凛々しい青年たちは赤い布張りの練習機<赤とんぼ>に乗ってどこいへ行った?
長崎に原爆が落ち、可愛い従姉妹の髪が突然抜け落ち、坊主頭になった!
なんで?なんで?
戦後75年、この物語を知ってる人はもう少ない。
世界でも稀なこの物語を、私は戦争を知らない人たちに語り継いでおきたい。
レイコ・クルックさんは1935年、有明海の干潟の海辺 長崎県諫早市に生まれた。
戦中戦後1年間に眼の前で起こった<原爆>と、<特攻>の二つの事件を10歳の子供は柔軟な感性にしっかりと焼き付けてしまう。そのナイーブな目線で書いた ノンフィクション ノベル <赤とんぼ>1945年桂子の日記が < LES LIBELLULES ROUGES> としてGLOBE社から フランス語訳で仏語圏、四カ国で出版された.
この機会に<戦時下の子供が見たもの> レイコ・クルックさんのトークショーと本のサイン会を行う。
プロフィール
レイコ・クルックさんは1970年代からパリに<メタモルフォーズ>のアトリエを立ち上げ 当時未開発だった、特殊メーキャップの分野を独自に開発、パイオニアと呼ばれる。
映画、オペラ 演劇などの世界で活躍、世界の巨匠、アーティストとコラボ莫大な作品を を残す。
その他にも、造形作家、演出家、著作など広いジャンルで活躍するアーティストである。
著書
「赤とんぼ−1945年 桂子の日記」 2013年 長崎文献社
「ば化粧師」 2021年 仏語訳 出版予定 2010年 リトルモア社
「Metamorphose」 1997年 美術出版社
受勲
フランス国 芸術文化勲章 オフィシエ 2011年
日本国外務大臣表彰 2012年
日時 : 11月12日(木) 午後7時から (講演は日本語のみ)
会場 : 天理日仏文化協会
8-12 rue Bertin Poirée 75001 Paris Tel : 01 44 76 06 06
Châtelet / Pont-Neuf
席に限りがありますので、事前に必ず予約してください。
入場無料、要予約
Tél : 01 44 76 06 06 / resa@tenri-paris.com