4/7 Kyôgen à PARIS ! 第5回『延年之會』
2014年より、フランスでも狂言普及活動を行って来た能楽師狂言方和泉流の小笠原由祠が2019年にパリで第1回を開催した『延年之會*』。第5回を数える今回の演目は「鐘の音」と「伯母ヶ酒」という古典の名作。小笠原弘晃の日本語とフランス語による講演前の軽妙なレクチャーが演目の面白さをさらに引き立るパリ公演。小笠原親子による狂言公演は毎回パリの観客を笑いの渦に巻き込みます。公演は日本語ですが、セリフには全て字幕が舞台上に映し出されますので、フランス人の方にも楽しくご鑑賞いただけます。
*“延年”とは、平安朝にて行われていた仏教儀礼で、当時の様々な芸能が一堂に会して催された“日本最古の芸能祭”。 その“延年”を700年の時を超えて現代の演劇祭として蘇らせるだけでなく、パリにワープさせてくれる時空を超えた狂言公演は必見です。
KYÔGEN à PARIS ! 第5回『延年之會』
2024年4月7日(日)15時公演、18時公演
MPAA Saint-Germain
4 rue Félibien 75006 Paris
https://atelierogaparis.art.blog/
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小笠原由祠の奥様である尚子さんは日本人会の会報に「舞台裏より愛をこめて」を精力的に連載してくださっており、最新号で15回を数えます。そのユーモラスな語り口とパリでの狂言普及のための凄まじい奮闘ぶりが際立っている人気の連載です。
最新号とバックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます。https://zaifutsunihonjinkai.fr/newcolumn/78321/