俵万智(歌人・作家)講演会
俵万智さんは早稲田大学で日本文学を学び、在学中に短歌を始め、短歌結社『心の花』を主宰する佐佐木幸綱教授に師事しました。その後、高校の教師として働きながら、短歌コンクールに応募し、角川短歌賞を受賞。1987年に発表された歌集『サラダ記念日』は日本で280万部を記録しました。「ライト・ヴァース」と言われる柔軟で現代的な独特のスタイルにより、特に若者に短歌の読者層を大きく広げることに貢献しました。著書には15冊ほどの歌集、40冊前後のエッセイ、1冊の小説、複数の翻訳などがあります。
主催:IFRAE/ Groupe projet poésie contemporaine
日時:3月11日(月)講演会
開催場所:INALCO-Auditorium (国立東洋言語文化学院)
65, rue des Grands Moulins
75013 Paris
M°/RER C : Bibliothèque François Mitterrand
※参加無料
※講演会に参加の方は申し込みは必要ありません。
(プログラム)
3月11日 月曜日 14時-18時30分
INALCOホール(Auditorium)
【講演会 短歌:千年前から今も続く詩の形式】
14:00 参加者の入場 開会の挨拶
14:15 Michel VIEILLARD-BARON, IFRAE/INALCO
古典的短歌(和歌)の詩学:形式、言語、テーマ
14:45 Claire DODANE, IETT/Université Jean Moulin Lyon 3
与謝野晶子(1878-1942):明治期における短歌の革新
15:15 休憩
15:30 Makiko ANDRO-UEDA, IFRAE/INALCO
短歌における口語
16:00 Brigitte ALLIOUX 独立系研究者
『富士山うたごよみ』(俵万智)を通じて歌人を知る
16:30 質疑応答(逐次通訳付き)
16:45 休憩
17:00 俵万智
言葉の魅力、短歌の魅力(日本語での講演、仏語訳を配布予定)
18:00 質疑応答(逐次通訳付き)