【パリ日本文化会館】三島由紀夫生誕100年記念講演会 「「彼女」たちの三島由紀夫文学」
パリ日本文化会館では、1月25日(土)14時30分~16時30分に三島由紀夫の生誕100年を記念し講演会を実施します。
三島文学の研究者である武内佳代氏(青山学院大学文学部日本文学科教授)が、聞き手のオード・シリエール氏(ガリマール出版社)とともに、女性雑誌に掲載された三島作品を分析しながら、三島人気を支えていた女性読者との関わりや女性を取り巻く当時の社会状況について掘り下げ、三島文学を再評価するとともに、新たな光をあてます。
なお、本講演会はパリ日本文化会館YouTubeチャンネルでも生配信いたします。
後日アーカイブもご覧いただけますので、お気軽にオンラインからもご視聴ください。
三島由紀夫生誕100年記念講演会 「「彼女」たちの三島由紀夫文学」
日時:1月25日(土)14時30分~16時30分
会場:パリ日本文化会館小ホール(地上階)+YouTube配信
登壇者:武内佳代氏(青山学院大学文学部日本文学科教授)、オード・シリエール氏(ガリマール出版社「Quarto」コレクション編集長)
参加費:入場無料・予約制
https://www.mcjp.fr/fr/la-mcjp/actualites/yukio-mishima-et-ses-lectrices
講師プロフィール:
武内佳代
青山学院大学文学部日本文学科教授。博士(人文科学)。お茶の水女子大学大学院博士後期課程を満期退学し、2011年から文教大学文学部日本語日本文学科、2015年から日本大学文理学部国文学科で専任教員として勤め、2024年から現職。専門は近現代日本文学、クィア・フェミニズム理論、ジェンダー研究で、三島由紀夫をはじめ村上春樹、大江健三郎、多和田葉子、金井美恵子、松浦理英子などの小説を幅広く研究している。主な著書に『クィアする現代日本文学―ケア・動物・語り』(青弓社、2023年)、『〈少女マンガ〉ワンダーランド』(共編著、明治書院、2012年)、Forms of the Body in Contemporary Japanese Society, Literature, and Culture(共著、Lexington Books、 2020年)、『中央公論特別編集 彼女たちの三島由紀夫』(共著、中央公論新社、2020年)、『三島由紀夫小百科: Mishima Yukio』(共著、水声社、2021年)など。