【パリ日本文化会館】講演会「近代の万博と日本茶―パリ万博から始まった喫茶外交史」
パリ日本文化会館では、日本での「大阪・関西万博」開催に合わせ、万博と日本茶の知られざる関係について講演会を行います。
講演会「近代の万博と日本茶―パリ万博から始まった喫茶外交史」
日時:2025年6月20日(金)18時30分~20時00分
会場:パリ日本文化会館小ホール(地上階)
入場無料 ・ 予約制
言語 : 日本語(仏語逐次通訳付き)
概要:
「近代の万博と日本茶」には切っても切り離せない深い関係があった——。19世紀半ば幕末の開国後、日本は「外貨獲得の有効手段」として日本茶の海外進出に注力していた。初参加したパリ万博(1867)では、茶店パビリオンがナポレオン3世の目に留まり欧州内で絶賛され、以降の万博でも日本茶カフェは大人気となる。万博で繰り広げられていた「喫茶外交史」から、日本文化史の新たな一面を掘り下げる。
講師:
吉野亜湖
茶道家。静岡大学非常勤講師。静岡大学大学院人文社会科学研究科卒(文学修士)。ふじのくに茶の都ミュージアム運営委員・客員研究員。(公財)世界緑茶協会評議員。茶学術研究会監事。茶の湯文化学会会員。主な著作『近代万博と茶 世界が驚いた日本の「喫茶外交」史』(淡交社)、『現代語訳 禅茶録』(知泉書館)『日本茶文化大全』(知泉書館)等。
https://www.mcjp.fr/ja/la-mcjp/actualites/diplomatie-du-the-et-expositions-universelles-ja