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Le Guide Senior à Paris p6-p10の抄訳【どこで情報を得るか?】

社会福祉士の平岩 真希子さんが「パリシニアガイドブック」の「どこで情報を得るか?」について翻訳してくださいました。パリでは、高齢者への社会支援、給付金、法的問題、日常生活に関する質問に、専門家が無料で相談にのってくれるサービスが多くあります。気軽に相談に行かれてみてはいかがでしょうか。
なお、パリの社会福祉センターやPAD(法律相談所)等、社会福祉機関にフランス語でのコミュニケーションの問題等で一人で行くのが不安な場合、平岩真希子さんが同行(accompagnement)してくださいます。守秘義務厳守、料金応相談、ご希望の方は相談内容をまずメールでお知らせください。(kosodateparis@gmail.com)まで。

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OÙ S’INFORMER ? どこで情報を得るか?
ご自宅のそばにある数多くの社会的機関が、あなたに情報提供やアドバイス、または具体的な手続き支援を行います。パリ市が設置したこれらのサービスは、無料で専門家が提供しており、社会的支援や給付、法的問題、あるいは日常生活に関する質問に答えることができます。

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LES MAISONS DES AÎNÉS ET DES AIDANTS
レ・メゾン・デ・ゼネ・エ・デ・ゼダン
60歳以上の方とその介護者を対象としたサービスやサポートに関する情報を得ることができる社会資源センターです。また、必要に応じてプロがご自宅に伺うことも可能です。パリ市内にある6つの「Maisons des aînés et des aidants」では、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時30分まで、予約の有無にかかわらず、無料でサービスを提供しています。また、電話や電子メールでの問い合わせも可能です。
パリシニアガイドブック 73ページの「アドレス帳」を参照してください。
Maisons des aînés et des aidants (M2A)

高齢者とその家族のサポートを専門とする各分野の専門家チームが(ソーシャルワーカー、看護師、作業療法士、心理師、老年医学の医師など)、お客様に情報や個別のアドバイスを提供しています。

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LE CENTRE D’ACTION SOCIALE DE LA VILLE DE PARIS (CASVP)
パリ市社会福祉センター(CASVP)※キャスヴェーペーと呼びます
CASVPは、最も弱い立場にある人々のために、パリの社会福祉(政策)を実施する市立の公的機関です。高齢者、障がい者、家族、夫婦、困難な状況にある人々などへの継続的な社会的支援や手当等の給付を行っています。

また高齢者や生活に困っている人、ホームレスの人などを受け入れる施設や、宿泊施設、レストランなどを運営しています。
お気軽にご相談ください。

CASVPは、パリの20の地区に支部があります。各区のCASVPは、あなたの困りごとを聞き助言、情報提供、手続きなどのサポートをします。
◾︎ 自治体の社会福祉制度(手当等)申請手続の支援を行います。※一定の条件あり(所得制限、パリ滞在期間など)
◾︎ 高齢者や障がい者向けの施設(レジャークラブ、レストランエメラルド、住宅)入所の申請窓口。
◾︎ 社会的サポートの提案
◾︎ 関連する社会的機関の紹介
◾︎ 行政事務手続きの支援

パリシニアガイドブック   69ページの「アドレス帳」をご覧ください。
www.paris.fr/equipements/centres-d-action-sociale

また、CASVPの地域社会福祉センター(SSP:Services Sociaux de Proximité)に連絡することもできます。ここでは、問題の性質(法的制度の窓口・申請手続き、立ち退きの防止、社会的専門家の介入、生活費の管理、過剰な債務、住宅改修など)にかかわらず、困難に遭遇したすべての人に助言し、情報を提供し、継続的なサポートすることを使命としています。
パリシニアガイドブック 77ページの「アドレス帳」をご覧ください。
www.paris.fr/equipements/services-sociaux-de-proximite

p9
Paris Espace Partagé et Solidaire(PEPS)のウェブサイト
PEPS.frパリの社会福祉サービスと日常生活支援のウェブサイト
Paris Espace Partagé et Solidaire(PEPS)のウェブサイトでは、スマートフォン、パソコン、タブレットからアクセスできる、3つのテーマに分類された情報をもとにした社会福祉サービスの一覧を提供しています。

▪ 日常生活:食事、健康管理、手続きの手伝いなど
▪ 自分のために:スポーツ、文化、レジャー、社会とのつながり
▪ 研修と雇用へのアクセス

すでに社会福祉期間を通して「支援継続accompagné·e」である場合は、、社会福祉アドバイザーが「PEPS+」を介して簡素化したやり取りを提案してくれます。
peps.paris.fr

Accompagnement juridique 法的サポート
LES PERMANENCES JURIDIQUES
法律相談窓口
法律または行政上のさまざまな疑問についての情報を得ることができます。
また必要な手順や手続きをご紹介します。セッションは無料、秘密厳守、匿名で行われます。

www.paris.fr➝ Services et infos pratiques ➝ Aides et démarches ➝ Aides, allocations et subventions ➝ Les aides juridiques gratuites près de chez vous➝ Les permanences juridiques

LES POINTS D’ACCÈSAU DROIT (PAD)
身近な法律相談受付センター(PAD)
法的な情報や手続きの具体的な手助けが必要な場合は パリ市のPAD(無料の法律相談センター)を利用することができます。法制度についての情報を提供し、必要に応じて権利取得のための専門的な法的支援サービスを行います。法律の専門家が、すべての分野(住宅、外国人の権利、超過債務、差別など)に関する質問に答えます。完全予約制です。
パリには5つのPADがあります:13区、15区、18区、19区、20区 

パリシニアガイドブック 73ページの「アドレス帳」をご覧ください。

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LE MÉDIATEUR DE PARIS パリのメディエーター(調停者)
メディエーターは、パリ市の諸(行政)サービス及びパリ市住宅(不動産)賃貸に関する紛争の際に当事者(ユーザー)を援助します。ユーザーは回答(判決)に不服な場合、または訴えに対して回答がない場合、メディエーターに申し立てできます。
https://mediation.paris.fr

依頼の三つの方法
・サイトから
・メールで
・直接ランデブーをとる

POUR LES MIGRANT·E·S ÂGÉ·E·S
高齢者の移住者のためのソーシャルカフェ
パリには、孤立した高齢者のためのソーシャルカフェが4つあります。移民出身者のための施設です。
ソーシャルワーカーなどによる権利取得の支援:年金ファイルの作成、健康、住宅、住居などに関する手当の取得。また、病気の予防の知識を学ぶための教室もあります。
▪ Espace Farabi – 10e : 01 45 96 04 06
▪ Dejean – 18e:01 42 23 05 93 または www.cafesocial.org
▪ L’Arbre à Palabres – 19e: 01 77 14 12 50 (Association A2D)
▪ Belleville – 20e : 01 40 33 25 25 または www.cafesocial.org

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