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(4月13日)マクロン大統領の演説(外出制限措置の期間延長等)/ 在フランス日本国大使館より

対象国・地域
ヨーロッパ フランス

ポイント
4月13日,マクロン大統領が新型コロナウィルスに関する演説を行い,5月11日まで外出制限措置を期間延長する等の発表を行いましたので,概要を以下のとおりお知らせします。

本文
1 ここ数日,患者数減少等の希望が見えてきたが,医療施設は引き続き飽和状況にあり,努力を継続する必要がある。5月11日(月)まで,今と同レベルの厳しい外出制限を維持する。仏国内全土において同様の措置がとられる必要がある。

2 5月11日から,託児所と小中高校は,段階的に再開する。高等教育機関は夏までは引き続き遠隔での開講となる。

3 5月11日になっても,レストラン,バー,映画館,劇場,博物館等は引き続き閉鎖する。イベントや集会などは7月中旬までは禁止。5月中旬以降,毎週,状況をみて措置を適応させていく。

4 5月11日から,症状のある全ての人に対しテストを実施できるようになる。陽性者は隔離され,治療を受ける。5月11日から,大衆用マスク(masque grand public)を全ての国民に配布する。

5 今後15日以内に,「5月11日」後の計画をお見せする。

6 EU国境は新たな決定まで閉鎖継続。

7 更なる経済政策が必要。観光業,ホテル業,飲食業等,経済的打撃の大きい部門に対しては特別な措置がとられる。4月15日の閣議以降,必要な措置を決めていく。

8 ワクチン開発を目指し,研究に一層の投資を行う。フランスは欧州で最大の数の臨床実験をしている。治療方法を見つけるために継続していく。

9 アフリカがコロナウィルスに効率的に闘えるように支援するべき。経済面でもそれが必要であり,負債の帳消し等が考えられる。

【問い合わせ先】
在フランス日本国大使館領事部
電話:01-4888-6200(海外からは +33-1-4888-6200)
メール:consul@ps.mofa.go.jp