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予約が難しいワクチン接種について、循環器内科の近藤毅先生からのメッセージ

今はパリに20あるワクチンセンターに当たってみても、予約不可能です。
偶然キャンセルが出てOKという事はあり得ますが、75才以上か、重篤な基礎疾患のある50才以上で医師の処方箋を提示できる人が対象になっています。

医療従事者、老人ホーム、施設入院者、消防士、基礎疾患のある人達の介護者も別枠で受けています。
私がボランティアで行くHôtel Dieu病院のワクチンセンターでは、一日に数百人の接種を実施しています。
大学病院の従事者、街の医師、看護師向けです。

ファイザーのワクチンの第二回めの接種が優先ですが、2月9日からは、65才以下の初回接種にアストラゼネカを使いはじめました。
開業医がアストラゼネカのワクチン供給を受けるようになるとセンターに行かなくても接種数が増えていくので、センターでの予約も取りやすくなります。

いつもの事ですがTVでの政府の発表と現場の実情にはタイムラグがあるのでご注意ください。
フランスでの接種者が200万を超えていますね。
1000万人になるのにそんなに時間はかからないと思います。
慌てずに、マスク、手洗い、距離の感染防止を徹底してワクチンを待ちましょう。

近藤 毅