子供の交互保護制度 (Garde alternée des enfants)に関する外出禁止期間中の政府指針
子供のある夫婦が離婚に及び、母親と父親が子どもを交代で養育していくシステム (Garde alternée des enfants) を取っている場合、この外出禁止期間中どのように対応するべきなのか、政府から指針が出ていますので、短くまとめます。
子供が両親の家を行き来することは、外出許可 Attestation de déplacement の項目で認められています。
しかし、移動に際し以下の事項を尊重しながらとされています。
・子供の移動を制限する、特に長距離の場合
・バスや電車などの公共交通機関を使用しての子供の移動を避ける
・子供が高齢者などと接触するのを避ける
・新型コロナウイルス感染症状のある人に会わせない
ただ、交互保護制度下で子供の両親への住居の移動は義務ですので、これを無視することはできません。母親、父親双方の了解で子供の移動のリズムを変えることはできます。
移動を避ける例外として、遠距離の公共交通機関を使わなければならない子供の移動やどちらかがコロナウイルスに感染している場合などが挙げられています。
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詳しくは、https://www.service-public.fr/particuliers/actualites/A13987?xtor=EPR-100 を参照ください。