1. HOME
  2. ブログ
  3. 2021年12月オンラインいきいき健康サロン「あなたの靴選び、本当にそれでいいの?~千里の行も足下に始まる~」

2021年12月オンラインいきいき健康サロン「あなたの靴選び、本当にそれでいいの?~千里の行も足下に始まる~」

師走の忙しい中12月いきいき健康サロンにお集まりいただいた方々ありがとうございました。

岡田先生、國本先生、お疲れ様でした。
サロンのまとめは以下となります。

◼️ 國本文平先生(作業療法士)「肩甲骨の運動〜ボクシング🥊など」
今月は全身および肩甲骨の運動を中心に紹介してもらいました。

↓文平先生の動画

國本先生の動きはいつも美しくて見るだけでも楽しく、心も体もほくほく温まります。
今年も毎月広島から楽しい体操を私たちに届けてくださりありがとうございました。

◼️ 岡田オリヴィエ武士先生(Pédicure – podologue)「あなたの靴選び、本当にそれでいいの?」
私たちにはあまり馴染みのないPédicure – podologueという医療専門職の岡田先生から以下のような貴重なお話を伺いました。

▪️靴は目的に使い分ける道具。必要に応じ、正しい”道具”を、正しい時に。
▪️ 立ち仕事、一日中履く靴、長く歩く靴は、 安定性がある靴を選ぼう。
▪️靴を選ぶ基準 「安定性」
・横にぶれない(ぐらぐらしない)
・ヒールは4cm以下
・ねじれにくい靴
・エアー、柔らかすぎるソールは避ける
・足をホールドする靴紐かベルクロ
・指先に少し余裕を残す
▪️買う時に気をつけること
・ネットで買わない
・ 安定性の基準を満たしてる靴
・一番長い足に合わせる(70%の人が左足がなぜか長い)
・サイズや数字はあくまでも目安。 迷ったら1⁄2上のサイズ。
・足幅に合う靴 , 先が丸い靴
・厚手の靴下を持って、できれば夕方に試す
・インソールがある場合、 インソールを入れて試す。
・縫い目に気を付ける
・柔らかい皮やスエード、伸び縮みする化繊など、
・靴紐は完全に広げてから履く
・足に部分によって靴紐を調整する
・踵を靴一番後ろに、指先は余裕を残す
・足のサイズが小さいし安いからと言って、子供用の靴を買わない。
▪️質問コーナー
・子ども靴に関しては、成長を見越してワンサイズ上でもいいので、伸び縮みする生地で、紐やマジックテープで調整できる、柔らかいた靴を選ぶ。不安定なエアーは避ける。
・外反母趾の原因はまず遺伝。狭い靴を履いたりしていると早く悪化する。進行を遅らせることはできても、治療は手術のみ。
・医師のみポドローグの処方箋を発行できる(キネやオステオパットは発行しない)。SS自体よりミュチュエルでの返金が大きい場合が多い。
・検査、コンソール作成、経過観察セットで170ユーロくらい

講義のあと、真っ先に自分の靴を確かめにいきました。
今後は街中の階段で、つい人の靴底の減り方も確認してしまいそうです。
これからもずっと元気に自分の足で歩き続けるためにも、まずは「足下」から。
紐をしめて、安定した靴で、地をしっかり踏みしめて歩きたいと思います。

★岡田先生の診察の予約の取り方について。電話とDoctolibの2つの方法があります。
1)電話予約(日本語でオッケー👌)  01 40 55 95 84
OKADA Olivier 25, rue Ruhmkorff 75017 (地下鉄:1番線 ポルト・マヨー 3番線 ポルト・シャンぺレー)
治療中は、電話に出れないので、必ず留守番電話にメッセージを残してください。お電話では相談等は、受け付けません。
2)オンライン予約
Doctolib.fr のサイトのほうから、予約可能です。
https://www.doctolib.fr/pedicure-podologue/paris/olivier-takeshi-okada
Pédicure/

Pédicure/ ペディキュール予約の場合
足の皮膚、爪の治療。魚の目、タコ、巻き爪、爪真菌症、疣贅などを治療

Podologie/ポドロジー予約の場合
体、腰、膝、足のバランスや、歩き方、走り方を診て、主にインソールをオーダーメイド作る。↓

ではみなさま よいお年を 🎊🥳 !!!
来年も元気でお会いできますように。

ーーーーーーーーーーー
邦人健康サポートの会(日本語の話せる医療従事者ネットワーク)
メールアドレス:kenko-support@nihonjinkai.fr
ホームページ :https://zaifutsunihonjinkai.fr/activities/kenko-support/ https://www.facebook.com/akahige.paris/

岡田オリヴィエ武士(takeshi)先生 プロフィール
:Pédicure – Podologue(足治療士)
東京都出身。2003年、渡仏。
クライミング、山登り、ランニングが趣味で、高校時代から開業以前まで、
総合スポ-ツ店、登山用品専門店、ランニング用品プロショップなど、主に靴に関わる仕事に就く。
就職中、靴などに関する、説明会や様々な研修カリキュラムをお店の方や、大手メーカーから受ける。
フランスで、Pédicure – Podologueの国家資格を2014年に取得後、パリ17区、ポルト・マヨー近くに診療所を開業。
K-taping international academy、Podologue部門の資格、リフレクソロジーの資格を取得。
小児科、糖尿病、種々のインソール などの研修カリキュラムを受ける。

國本文平(くにもと ぶんぺい)先生 作業療法士 ダンサー 運動教室ビソアダラカ主宰
15 歳の時、交通事故に合いリハビリのためにバレエを始める。文化庁新進芸術家海外研修生2016-2018、ポーラ美術振興財団在外研修員2018-2019として渡仏し創作や医学の研究をパリ大学医学部などで深める。2004年よりフィットネスインストラクターとして仕事を始め、これまで、広島市や横浜市、日本バレエ協会などでも講師をする。広島大学医学部で作業療法の免許を取得し、作業療法士として、またダンサーとして医学と芸術を舞台やワークショップにおいて融合させ、より良い心身の在り方を探求している。周産期医学より生まれたフランスの骨盤底筋群の運動療法ガスケアプローチ“骨盤底筋群”、“破壊行為を伴わない腹筋運動”、“呼吸”の3つの指導者資格をInstitut de Gasquet,Parisにて取得。このアプローチは、フランスのオリンピック選手の基礎トレーニングとして採用されている。現在、原田リハビリ整形外科勤務。
[PV] https://youtu.be/AUStmV-HBkg
[note] https://note.com/biso_life