2022年3月いきいき健康オンラインサロン「ボイストレーニング〜海外にいるからこそ、美しい日本語を話したいあなたへ」
3月12日(土)に開催いたしました「いきいき健康オンラインサロン」の報告レポートです。
◼️ 國本文平先生(作業療法士)「上半身の準備運動」
今月は体を大きく使って、体側をのばす体操です。
1)両腕を伸ばして軽く正座して体をのばす。おでこは床につける。足の指は立ててもいい。
2)四つん這いになって、左手の肘を床につける。右手を左手の先を置く。右手を固定したまま(釘を打たれてるイメージ)、息を吐きながらお尻を下げていく(座ろうとする)腹式呼吸で15〜20秒
↓左右逆に
3)1)の姿勢にもどる。そして四つん這いになって、右手を左手脇の下に通し、寝ていく。
息を吐きながら手を伸ばして、お尻をさげる(座ろうとする)腹式呼吸で15〜20秒
首と肩の力を抜きましょう。↓
↓左右逆
脇が伸びて、とっても気持ちよかったです。(床のゴミもすごく目につきました)
見逃した方、復習したい方は下の動画をご覧ください。
文平先生、今月も広島からありがとうございました。
◼️蔭山佑次先生
「ボイストレーニング〜海外にいるからこそ、美しい日本語を話したいあなたへ」
日本では専門家の日本語を指導しておられた蔭山先生が、フランス語と日本語の違いなどを交えながら、ボイトレの概念をわかりやすく説明してくださいました。さすが先生の日本語が耳に心地よく、いつまでも聞いていたかったです。
まとめ
・言葉のいろいろな悩みには原因がある。その原因を分析していくと、よい声になる
例えば。。早口だと言われる、息が苦しい→呼吸が原因
声が枯れやすい。 声が小さい。→発声 が原因
よく聞き返される。 滑舌が悪い。→発語が原因
印象が暗い。 録音と自分の声が違う。→ 共鳴が原因
・話す力が人を魅力的に見せる
・日本語は母音の言語
・声は、呼吸、発生、共鳴で作る。
・アクセントイントネーションは幅広く使う。
・長く安定した呼吸は、美しい声を出すための大切な要素
・感情は変えられないが呼吸は変えられる。感情豊かな人になるために呼吸を深くする。
・トレーニングした分だけ声はよくなる。美しい言葉は小さいことの積み重ねで必ず手に入る。
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私が一番印象に残ったのは、きれいな日本語は話すためには母音を独立してはっきりと発音することが大事、ということでした。日本人でさえも、多くの人が「い」「え」をちゃんと言えてない。特に難しいのは「う」で、私も口を丸めて口先だけで発音していましたが、確かに蔭山さんの「う」は上に突き抜けていて綺麗にくっきり聞こえたのでびっくりしました。
自分の滑舌の悪さも気になっているので、講義の後は日本人の主人とずっと「腹話術」で話してました。
(ふと思ったのですが、フランス語での「腹話術」は超難しそうです)
蔭山先生の講義動画です。見逃した方、復習したい方はぜひご覧ください。↓
講義のスライドも提供していただきました↓
ダウンロードはこちらから。
講義をきいて、改めて日本語は美しいと思いました。蔭山先生、ありがとうございました。
▶︎蔭山佑次先生の連絡先
日本語の声とことば塾 磯貝メソッドParis ホームページ https://isogaimethod-paris.amebaownd.com/
パリこども日本語演劇教室 ホームページ http://paris-nihongoengeki.amebaownd.com/
また声と日本語に関する事ならなんでも、お気軽にお声かけ下さい。
磯貝メソッドParis
蔭山 佑次
07 66 00 04 73
isogai.method.paris@gmail.com
蔭山佑次(かげやま ゆうじ)先生 プロフィール
:磯貝メソッドParis 代表 磯貝メソッド認定講師
パリ日本語演劇教室 共同代表
日本語音声指導者・舞台俳優・舞台演出家
日本語の声とことばの質を高め表現力を豊かにすることに定評のある、磯貝メソッド認定講師として活動する。
日本語の舌や唇の使い方を具体的に指導できる数少ない日本語のしゃべり言葉の専門家として15年以上活動し、俳優・ナレーターなどの言葉を専門にする職業人や、一般の方を対象に多数の指導実績があり、特に声とことばの不思議をわかりやすく解説することに定評がある。舞台演出、出演、脚本なども手掛ける日本語音声表現のプロフェッショナルとして活動している。
2019年渡仏後、パリを中心に美しい日本語をテーマにしたテアトルやアトリエを精力的に企画、運営する。
運営中のアトリエ
パリこども日本語演劇教室
日本語のボイストレーニング講座
日本語の朗読講座(企画中)
渡仏後の主な実績
2019年11月、パリ日本文化会館、日本語の「発音・発声アトリエ」特別講座講師
2019年11月、Paris Anim’ La Chapelle にて竹取物語:日本語古語朗読
2021年5月 Paris La porte MontmartreのSalon du livre 企画内にて、竹取物語:古語朗読
2021年8月より パリこども日本語演劇教室を立ち上げ、バカンス毎に指導を行う。
2022年2月 天理日仏文化協会にて竹取物語「かぐや姫」を公演。
國本文平(くにもと ぶんぺい)先生 作業療法士 ダンサー 運動教室ビソアダラカ主宰
15 歳の時、交通事故に合いリハビリのためにバレエを始める。文化庁新進芸術家海外研修生2016-2018、ポーラ美術振興財団在外研修員2018-2019として渡仏し創作や医学の研究をパリ大学医学部などで深める。2004年よりフィットネスインストラクターとして仕事を始め、これまで、広島市や横浜市、日本バレエ協会などでも講師をする。広島大学医学部で作業療法の免許を取得し、作業療法士として、またダンサーとして医学と芸術を舞台やワークショップにおいて融合させ、より良い心身の在り方を探求している。周産期医学より生まれたフランスの骨盤底筋群の運動療法ガスケアプローチ“骨盤底筋群”、“破壊行為を伴わない腹筋運動”、“呼吸”の3つの指導者資格をInstitut de Gasquet,Parisにて取得。このアプローチは、フランスのオリンピック選手の基礎トレーニングとして採用されている。現在、原田リハビリ整形外科勤務。
[PV] https://youtu.be/AUStmV-HBkg
[note] https://note.com/biso_life
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邦人健康サポートの会(日本語の話せる医療従事者ネットワーク)
メールアドレス:kenko-support@nihonjinkai.fr
ホームページ :https://zaifutsunihonjinkai.fr/activities/kenko-support/ https://www.facebook.com/akahige.paris/