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2024年6月オンラインいきいき健康サロン「フランスで楽しく子育てする新ルール〜子どもの強みに注目する方法」

みなさま こんにちは。おかげさまで本年度最後のいきいき健康サロンを無事に開催することができました。
今回はグループワークという形でした。和気あいあいとお互いの話がきけて良かったです。
以下簡単なまとめを送らせていただきます。

▪️國本文平先生(作業療法士&ダンサー)「呼吸と腰痛」
腰痛は姿勢の悪さからくるのではなく、呼吸がちゃんとできてないことの結果である。
呼吸を整えることで、腰痛をなくすことができる。
まず、楽に座って背中をのばして姿勢を整える。
骨盤底筋を締めてから息をはいて、おへそをひっこめて、おでこの上くらいまで手をあげる。

息を吐きながら、肘をぐっと後ろにひく。みぞおちはしめたまま。

▶️文平先生の体操の動画はこちら↓↓

▶️講義中にあった「陰圧」についてより詳しく解説した動画はこちら↓
人体の神秘をペンギンくんがわかりやすく具体的に実証してくれました。
文平先生、今月も私たちのために、広島から楽しい体操を届けてくださりありがとうございました。

▪️山田 千晶 & 近藤 香先生(臨床心理士、公認心理師)「フランスで楽しく子育てする新ルール」

皆さんは、子どもにどうなって欲しいでしょうか。
宿題を自分でして欲しい、片付けられるようになって欲しい、癇癪をなくしたい?
その先にあるのは、幸せな人生を生きて欲しい!という願いではないでしょうか。

ポジティブ心理学:幸せな人の行動習慣を研究するもの
-3から0:病気の状態から問題がなくなるだけでなく
0から+3:幸せになる
幸せな人は仕事・人生の満足度が高くなる!

なぜ強みを学ぶのか?
・幸せな人の共通点:自分の強みを知って使っている
強みを知ると9.5倍・使うと18倍も幸福度UP
・強みを見ていれば、問題行動がなくなる(上司が何をみていると感じるかのギャラップ社データ)

強みとは?
強みというと一般的に「スキル・才能・身体的能力」絵が上手い、音楽の才能がある、走るのが早いなど。
「興味・個性・性格」も強みで、スキルや才能・能力の土台
好奇心のないアインシュタイン、創造力にかけるビートルズ、愛情のないマザーテレサが偉大な功績を残せたでしょうか?

お子さん(ご自身や周りの人)の強みを探してみましょう(ワーク)

強みを見つける5つのポイント
1. 興味とワクワク
2. 得意なこと
3. よく褒められること
4. 弱みの裏
5. 調査票 (VIA24の性格の強み)

見つけられないのには訳がある
選択的注意
•ネガティビティバイアス
投影
•自分にあって見たくないものを人にあると感じる
白黒思考
•両極端に捉える
自然すぎて見落とす

お子さん(家族・ご自身・友人・同僚)の強みは?
ストレングス・スイッチを入れましょう:気づく⇨伝える⇨励ます
弱みに目がつく →深呼吸 →強みスイッチオン
→弱みより強みに注目 → 子どもの強みを見つける → 気づけるように伝える → 使えるように励ます

やってみましょう!
あなたのお子さん(家族・ご自身・友人・同僚)はどんな時に強みを使っていますか?
その場面で本人がその強みに気がついてもっと使えるようにするにはどのような声かけができますか?

応用編:やってみましょう!(実際の場面)
何度注意しても使ったコップを出しっぱなしで放置するうちの子(家族)。ある日、コップが食洗機(シンク)に入れられていた!なんと声をかけますか?

NG対応:できていないところに注目・やって当たり前
いつも入れてくれたらいいのに。やっと入れたのね。次からもちゃんとやってよ!

できていることに注目:
実況中継:コップを食洗機(シンク)に入れてくれたんだね!(行動をそのまま)
感謝:コップを食洗機(シンク)に入れてくれてありがとう!助かった!

今日のまとめ
ポジティブ心理学は幸せを科学する学問
・幸せな人は強みを知って使っている
・知ると9.5倍、使うと18倍幸福度がUP
・ないものよりもあるものに注目する

強みを子育てに
・強みを見つける5つのポイント
・見つける⇨伝える⇨もっと使えるように促す

幸せは伝染する(シャンパンタワー)
まずはわたしたちから幸せになりましょう

【引用・参考文献】
1「世界に通用する子どもの育て方」 松村亜里 WAVE出版(2019)
2「心理的安全性の高め方」 松村亜里 WAVE出版(2022)
3「強みの育て方」ライアン・二―ミック博士他 WAVE出版(2021)

下の近藤香さんのLINEにご登録いただくと「強みを見つける5つのポイント」を詳しく解説したPDFをお送りします。もっと知りたいという方のための強み講座や心理学講座のお知らせもあります!

https://lin.ee/xQDOycS

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子どもだけでなく、身近な人との接し方にも参考になる気づきが沢山ありました。
今からでも遅くないと思うので、さっそく日常生活に取り入れていきたいと思います。
山田先生、近藤先生、ありがとうございました。

また元気なみなさまとお会いできますように。素敵な夏休みをお過ごしくださいね。

折口志都

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山田ちあき先生 プロフィール

東京出身、フランス、カンヌ在住12年。臨床心理士、公認心理師、フランスの心理士(Psychologue)、マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)講師
立教大学で心理学を学んだ後、フランスの大学院で心理学修士課程修了。日本とフランスで、インターナショナルスクールやクリニックなどでカウンセラーとして勤務。カンヌの相談室やオンラインで現地の方々やヨーロッパに住む日本人に心理カウンセリングや子育て相談などを行っている。専門は、メンタルヘルス全般、異文化適応(疎外感、自信の喪失、心細さ)、子どもの発達・親子関係(言葉の遅れ、癇癪、友達関係、ゲーム依存、登校しぶり、不登校、思春期)、発達障害・グレーゾーン。多様性に魅力を感じて、これまで95カ国の出身の方々、発達障害・グレーゾーンの方々と関わってきました。常識にとらわれずにクライアントさんの視点で一緒にものごとを見て、納得できる対応を一緒に考えていきます。
フランス人の夫、15歳の息子と三人暮らし、趣味は散歩と日本のドラマを観ることです。
予約やお問い合わせは下のリンクからどうぞ。
yamadachiaki.com
contact@yamadachiaki.com
メールレター登録はこちら https://yamadachiaki.com/mail/

近藤香先生 プロフィール

神奈川県生まれ、京都育ち、メルボルン在住。臨床心理士、公認心理師、キャリアコンサルタント、NYLBポジティブ心理学コンサルタント・強み・ポジティブペアレンティングコーチ。大学卒業後に総合商社に勤務、結婚後に心理士を目指し大学院に進学。在学中よりE A
P(企業従業員とその家族向け相談窓口)、卒業後はメンタルクリニックや児童相談所に勤務。うつや適応障害をはじめ、夫婦関係、不登校、発達障害など多種多様なクライアントさんのカウセリングを行う。
父親・夫ともに転勤族のため引越し回数は14回。結婚後はドイツ、アメリカ、そして現在オーストラリアで駐在妻もやっています。夫、中学3年生の娘、小さい黒い犬との3人と1匹暮らし。
活動については下のリンクの登録よろしくお願いします!
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國本文平(くにもと ぶんぺい)先生プロフィール

作業療法士 ダンサー 運動教室ビソアダラカ主宰
15 歳の時、交通事故に合いリハビリのためにバレエを始める。文化庁新進芸術家海外研修生2016-2018として渡仏しダンス創作や医学の研究をパリ大学医学部などで深める。2004年よりフィットネスインストラクターとして仕事を始める。
広島大学医学部で作業療法の免許を取得し、作業療法士として、またダンサーとして医学と芸術を舞台やワークショップにおいて融合させ、より良い心身の在り方を探求している。周産期医学より生まれたフランスの骨盤底筋群の姿勢と呼吸のガスケアプローチ・腹筋運動アドバイザー資格。このアプローチは、フランスのオリンピック選手の基礎トレーニングとして採用されている。プライベートオンラインレッスンも受講可能です。
[PV] https://youtu.be/AUStmV-HBkg
[note] https://note.com/biso_life [Lesson] https://forms.gle/jpub7NkqUu35B8S18