第十七回「何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる。」藤堂史恵（Psychologue）

何を笑うかで人間がわかる。なんでも笑えば人間は変わる。
斎藤茂太　精神科医・随筆家

* お笑いをこよなく愛する心理士が、このエッセイを通して、少しずつ皆様に、すでに医学的に証明されていて、沢山の情報が巷で紹介されている笑いの効果を、「笑い」を交えながらお伝えしようと思います。皆様自身が努めて笑い、そして周りの方とも一緒に笑い、皆で笑いの輪を広げて、少しでも充実したフランス生活ができるようお役にたてればと思っております。

先日、自分より歳が上の方々との飲み会に参加しました。皆様生き生きと、ご自分の好きな事をして生きていらっしゃるように見受けられ、他人の目なんか気にせず、なんだか突き抜けているような感じで、私もとても楽しく過ごすことができました。
「月曜から夜更かし」という番組には、沢山のシニア世代の「好きな事をして生きている」方が沢山インタビューされており、彼らの発言が物凄く面白くて、この番組をよく見る様になりました。
精神科医の和田秀樹さんは「『定年を迎えた』ということは、仕事に対する最大最強の『かくあるべし思考』から完全に解放されることだ。何ごとも遊び半分と、胸を張って無責任のまま生きればいい」 と言っております。
義務を果たすことや、他人に害を与えないことは当然のこととして、若くても、仕事をしながらでも『かくあるべし思考』から解放されて、人生を楽しく過ごしたいなと思う毎日です。
大変な事はありますが、本当に心理士という職業に就け、楽しく生きがいを持って過ごせることに、また、それらを皆様にお手伝いできることに、毎日感謝をしております。

La psy qui rit お勧めお笑い芸人・番組
レインボー
「きれいだ」で一躍注目を浴びたものの、その後が続かず、一時期スランプに陥ってしまいました。
しかし、コロナ禍で始めた、Youtubeでの「リモートコント」で「ずっとジャージでスマホいじってるだけなのにNo.1のキャバ嬢」や「旦那を騙した女を成敗する嫁」等、沢山のキャラクターを開発し、不動とも言える人気を確立しました。
それと同時に、コンビそれぞれのキャラを活かし、最近の活躍は半端ないです。
「ジャンボたかお」さんは「中高時代に『圧倒的』に面白かった（笑）」ようで、その時のジャンボさんの話（「ニューヨークのニューラジオ」より）は最高です。そんな明るい部分もありつつ、彼は処女作の小説まで発表しています。
「ジャンボたかお」さんの「食うチャンネル」では、大好きなお母さんの料理（特にえびちり）を平らげるシーンは、彼の性格の良さがよく表れています。
女役をやる事が多く、お化粧がとてもうまい池田直人さんは、今ではオリジナルブランドを作るまでに。また、お母さん大好きのマザコンとしてもとても有名です。ちなみに彼は、ケンタッキー・フライド・チキンのチキンの食べ方が超うまいです。
お互いかなりな高身長で、実際に会うと威圧感半端ないらしいです。いつか会ってみたい。

笑いの効果ミニ知識
作り笑いでも、副交感神経が優位になり、ナチュラルキラー細胞が活性化し、本当に笑った時と同じ効果が期待できます。笑う門には福来るですね。

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藤堂史恵 （とうどう　ふみえ）プロフィール
Psychologue
パリ第13大学にてPsychologueの資格を取得
パリ第11大学にて　マインドフルネスの資格を取得
藤堂史恵　Home Page藤堂史恵Home Page
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