(11月4日)交通情報(SNCFの運行削減)/ 在フランス日本国大使館より
対象国・地域
ヨーロッパ フランス
ポイント
SNCF(フランス国鉄)によれば、11月5日以降、TGV INOUI及びOUIGOの運行が通常時の30%程度まで削減されます。また、Interciteについては、5日以降、1日1~2往復まで運行が削減され、TER、Transilienについては、今後、移動制限導入後の交通需要の変化を踏まえ、地域ごとに運行調整がなされる予定です。
現時点でのSNCFの発表内容は以下のとおりですが、今後更なる運行調整がなされる可能性もあるため、鉄道をご利用の場合は、SNCF等運行各社の最新情報をご確認ください。
本文
1 TGV、Intercite
・長距離列車の利用率が、先週末は60%、その前の数週間で平均50%であったのに対し、11月3日以降は平均15%まで低下する見込み。
・これを踏まえ、TGV INOUI及びOUIGOについては、11月4日より段階的に運行本数を削減し、11月5日より通常時の30%程度の運行とする予定。
・利用状況の変化を踏まえ、更なる運行調整を行う可能性もある(第1次移動制限の際は、運行率を制限開始直後に15%、その後7%(1日約40本)まで削減)。
・国際線についても運行を削減する(現時点でThalysは30%、Eurostarは15%の運行率)。
・Interciteは11月5日以降に運行を削減。路線あたり1日1~2往復の運行となる見込み。
・TGV INOUI、OUIGO、Interciteのチケットは、1月4日分まで、手数料無しで変更・払戻しが可能。
・11月2日以降、車内の食事サービスは停止。
2 Transilien、TER
・運行調整については各交通当局と検討中。移動制限初期段階の交通需要の変化を確認した上で、地域毎に調整を行う。
・現時点で、イル・ド・フランスについては21時以降の外出制限導入時と同等の運行率を維持するよう交通当局から要請を受けている(21時までは100%運行)。
・SNCFアプリ(Assistant SNCF)等において、前日17時までに翌日の運行予定を発表する。
SNCFプレスリリース:https://www.sncf.com/sites/default/files/press_release/CP_NR_Plans_de_transport_03-11-2020.pdf
3 なお、RATP(パリ交通公団)については、現時点で運行予定に変更はありませんが、報道によれば、今後、運行が削減される可能性があります。
RATP運行予定:https://www.ratp.fr/infos-trafic
4 現在、フランス全土で外出制限を実施しています。例外的な理由に基づいて外出する場合には特例外出証明書の携行が必要です。詳細は以下の当館HPをご参照ください。
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/lockdown2.html
【問い合わせ先】
在フランス日本国大使館領事部
電話:01-4888-6200(海外からは +33-1-4888-6200)
メール:consul@ps.mofa.go.jp